〈童謡・小曲〉琅玕集(ろうかんしゅう)・上
『琅玕集(ろうかんしゅう)』は金子みすゞが、自らの詩精神を高めるため、大正14年から15年にかけて、当時の雑誌や詩集から、月ごとに目にとまった詩・童謡・小曲を自分の手帳に書き写した詞華集(アンソロジー)です。
西條八十、北原白秋、当時の投稿詩人、幼い子どもたち、そして若き日の佐藤義美、与田凖一、巽聖歌…106人もの作者による全199編の作品を所収。
詩集として楽しむことはもとより、みすゞの作品世界、そして彼女が活躍した童謡隆盛時代を知るうえでも、文献的価値のある選集といえるでしょう。
上巻には、100編を収録。
本体1,300円+税 |
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編:金子みすゞ/監修:矢崎節夫
148×110mm/220頁



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