とんでごらん! ストリートチルドレンと過ごした夏
単身赴任の父親の誘いで、メキシコシティに旅した高校生サトル。
彼は、ストリートチルドレンと呼ばれる路上生活の子どもたちに出会い、衝撃を受ける…
綿密な現地取材によって描かれた物語に、豊富な写真を加え、ストリートチルドレンの「今」をいきいきと伝えます。
また、先が見えない日々を過ごしていたサトルの姿を対比させることによって、「ポジとネガの関係にある発展途上国と日本の子ども」(堂本暁子氏の報告より)を際だたせ、日本の子どもたちの幸福の問題をも考えさせられる内容となっています。
本体1,796円+税 |
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文:工藤律子/写真:篠田有史
四六判/312頁
日本ユニセフ協会推薦



この記事へのコメント
著者の工藤です。
この本は私が初めて書いた本で、思い出深いものです。
初めて出会った「路上の子どもたち」との交流を通して作った物語、ぜひその主人公サトルくんと同世代の中学生、高校生の皆さんをはじめ、多くの方々に、肩を張らずに「ストリートチルドレン」の現実に触れてみる感覚で、呼んでいただければ、うれしいです。

投稿者 工藤律子 2009年08月26日 08:04
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