茂田井武画集・古い旅の絵本
私の描きたい絵は印象のレンズを通して焼きつけられた、脳中の印画というべきもので、記憶にひっかかって抜けないもの、過去の印象の鮮やかなものたちである。(1952年・茂田井武)
若き日の3年あまりに及ぶヨーロッパの放浪の旅で、茂田井の「印象のレンズ」に焼きつけられた光景を描いた幻の画集が、時を経て甦りました。
彼の生前には達し得なかった印刷技術の向上により、まるで昨日描かれたようにみずみずしく、鮮やかな世界が広がります。
茂田井ファンには必見の画集です。
| 2,940円(税込) |
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解説:伊藤昭
B5変形/64頁
【茂田井の足取り】
絃歌声ハ隠ル暮州ノ煙 福岡、博多の出発/京城郊外清凉の料亭に 雲水少年の四季の唄をきく/ハルピン 松花江畔/昏々としてねむりつづけるシベリヤ鉄道/モスコー、サボイホテルにて カチュシャの絵ハガキを買う/ワルソーの昔のままの旅籠酒場/伯林の旅宿にて燕のとぶのを眺める/ライン渓谷に向う ワンダーフオゲルの一隊/巴里デユトー街 凍雨/シルクメドラノの裏廊下 新春興行/七月十四日 盆踊り/玉台にむすぶ古里の夢 初秋/巴里の蟋蟀とても なく声は同じく 冬が来ればまたも 凍雨はミゼレに 降る/冬スイスを訪れ 夏を迎え 秋を迎え 冬に会う/寿府郊外 モンブラン、遠望/レマン 雪の日/アントワープのドンドンヤキ屋 クリームワツフル菓子/ルーベンス銅像の広場/ベシユール河岸 邦人食堂/日本郵船波止場を望む/ロンドン近郊邦人住宅区へ 味噌樽の運搬/マルセイユ旧港/ナポリ 段々町/肉入菓子屋/ポートサイドにて珈琲をのむ/スエズ 埃及麦パン/十年一覚欧州ノ夢 獲チ得タリ青春悪食ノ名
この記事へのコメント
この画集、買いました。
何度見ても厭きない。
茂田井武の世界に引きこまれます。
今日も、また見てしまった。
投稿者 yuko 2008年02月22日 13:33
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