子どものための、かつて子どもだったおとなのための、子どもの幸福を願うみんなのための、本の店です。

トップBlog>【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(2)

Blog

2008.05.26  【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(2)

メイフィールド教養講座
「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』(Y MABINOGION)」を読む(2)
「ダヴェドの大公プイスの物語」―「マビノーギの四つの物語」(1)―

講師・中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2008年6月20日(金) 14:3016:00
会場:
英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-5729-7228
会費:2,500円(茶菓代含)
《今回のお話の概要》
題名にある「ダヴェドの大公プイス」とは、四つの物語を結びつける共通の主人公プレデリという若者(Mab)の父親となる人物です。ウェールズ (Cymru)の南部の一地方ダヴェドを治める大公であったプイスが、ある日狩りに出かけ、異界(アンヌウヴン)の王アラウンと遭遇するところから、この 不思議な物語は始まります。
二人はそれぞれ1年の期限を決めて身分を入れ替え、お互いの国を治めることになりました。見事に役目を果たしたプイスは、それ以後、「アンヌウヴンの長」と呼ばれるようになり、王アラウンとの深い友情関係を結びます。やがて、いずこともなく現れた美女リアンノンと結婚し、ひとりの息子をさずかるのです。
さて、こうして誕生した若者プレデリは、生まれてすぐに何者かの手によって誘拐されてしまい、一方母のリアンノンは、侍女たちの虚偽の証言によって子殺しの罪をなすりつけられ、7年の間、無実の罪の償いをさせられます。この哀れな母と息子の運命はいかに…
物語のなかには、ウェールズの人々の社会の礼儀作法・価値観・風習などとともに、ケルト世界に共通に見られるメイ・イヴの大切さ、ローマ神話の馬の神(エポナ)の影なども見え隠れしていて、興味がつきません。
やがて、この若者プレデリが、二話、三話、四話とお話が進むとともに、その一生の物語が語られてゆくのです。

投稿者 JULA出版局 (19:21) | PermaLink
コメントを投稿する

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

TrackbackURL :