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2008.07.01  7月になりましたね。

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7月になりましたね。梅雨の晴れ間のスタートとなりました。

週末は梅雨そのものの雨模様でしたが、そんななかスペースみすゞコスモス主催による「みすゞトークvol.30」が開催されました。今回のゲストは、金子みすゞの愛娘・上村ふさえさんです。
これまでなかなかお話しになることのなかった、みすゞ亡き後のふさえさんの人生が語られることで、養母となってふさえさんを育てたみすゞの母ミチさんや、みすゞさんの弟・上山雅輔さんについて、興味深いエピソードが伝わってきました。
みすゞが甦ってからも、なかなか母の愛情に気づけなかった、とおっしゃるふさえさん。10年くらい前に機会があってみすゞにあてて手紙を書いたときは、「親がいなくてもがんばって生きてきたことを誉めてほしい」と結んだけど、今は「たくさん愛情をくれてありがとう。気づけなくてごめんなさい」という思いでいらっしゃるそうです。
今年82歳になられるとは信じられないほど、生き生きとお若いふさえさんですが、みすゞさんファンが集まるイベントに参加したり、親しい人たちと遊びに行ったり、一人旅をしたりということが、気持ちの張りになっているとのこと。そして、「出されたものは、なんでもいただく」「できるだけ、エスカレーターに乗らず階段を使う(!!)」など、元気の秘訣もいろいろあるようです。

ふさえさんがお話しになるとあって、会場には、舞台「金子みすゞ・最期の写真館」の作・演出を手がけられた早坂暁先生と、みすゞを演じられた小野山千鶴さん。来週、講談でみすゞの生涯を語る一龍斎春水さん、落語でみすゞさんの最期の一日「みんなちがって」を口演されている三遊亭圓窓師匠金子みすゞ いのちのうた・2の著者のお一人である尾崎文英先生、そして、各地のみすゞ会の皆さん…縁の深い方たちがたくさん来てくださいました。
いちばん遠くからのお客様としては、お祖父さまが仙崎出身、現在オーストラリア在住(!!) の深田めぐみさんがご参加。オーストラリアで日本語を学んでいる方たちにみすゞさんの詩を広げたいと思って、奮闘しておられるそうです。

そうそう。
今回の会場は銀座のフェニックスプラザですが、実はここで「みすゞトーク」を開催するのは2度目なのです。1度目は、朝日新聞社主催「童謡詩人金子みすゞ展」が松屋銀座店で開催されたとき、佐治晴夫先生、廣崎芳次先生と矢崎先生との鼎談+小林綾子さんの朗読、というスペシャルプログラムでした。
そのときの功労者の皆さんも来てくださったり、スペースみすゞコスモス10周年、みすゞトーク30回をみんなでお祝いできたひとときとなりました。

投稿者 JULA出版局 (13:44) | PermaLink
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