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2008.10.14  講談・金子みすゞ?!

ほぼ、月イチ更新ペースになってしまっている店長日記です。
しかも、何かイベントの後にしか書かないし(^o^;)

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口演中の春水さん(注・今回の写真ではありません)

さて、今回もイベントの後です。
三連休の中日、12日に「みすゞトークvol.31 一龍斎春水さんに聞く」(スペースみすゞコスモス主催/於・学士会館)が開催されました。
通常のみすゞトークは、ゲストの方と矢崎節夫先生の対談なのですが、ゲストが芸能の方だと、つい「何かやっていただいてもいいですか」と、ご厚意に甘え(薄謝なのに)、これまでにも、柳家小満ん師匠、三遊亭圓窓師匠の落語、日色ともゑさん、小林綾子さんの朗読。早坂暁先生にいたってはアトリエ公演で小さなお芝居を見せていただいたり…という贅沢をしてきました。
女流講談師・一龍斎春水さんをお招きした今回は、もちろん講談。
創作講談「金子みすゞ」を、ご披露いただきました。
ちょうど1年ほど前、ほぼ初演のころにこの作品を拝聴させていただきましたが、そのときよりみすゞさんがずっと明るく生き生きとしていて、「ああ、こういう形でみすゞさんが広がっていくならいいな」と思いました。
「講談なんてあまりなじみがないなぁ」というみすゞファンの皆さんにも聞いていただきたいし、寄席の場で「おっ、金子みすゞっていいね」と思っていただくきっかけになるなら、ホントにうれしいことです。

講談を志される前は、声優・麻上洋子さんとして、人気を博してこられた春水さん。
はりのある美声と、明るいお人柄で、トークもとても楽しく進みました。
講談の修行が始まった頃に考えて試みたという「宇宙戦艦ヤマト」講談バージョンは、かなりおもしろかったです(大御所の講談師の先生には、眉をひそめられたとのことでしたが)。
声、言葉を大切に伝えることに、とてもていねいに向き合っておられる姿に、「みすゞの輪の中に来るべくして来られた方だなぁ」と感じずにはいられませんでした。

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和やかに進むトークの様子。後ろにあるのが高座です。

★一龍斎春水さんの公式サイトはこちら

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2008.10.06  【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(5)

ヨーロッパ最古の民といわれるケルト人の中で、島のケルトと呼ばれたウェールズ地方のカムリ人。
彼らの言語文化の宝といわれる「マビノギオン」は、ケルト文学の華であり、英国ファンタジー文学の源流でもあり、その神話や伝説、民話は「アーサー王物語」の原型ともいわれています。
ウェールズに通い、ウェールズ語を学び、原語から完全な形で邦訳、マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─に結実させた、中野節子先生の講座です。
10月は、「マビノーギの四つの物語」の最終話「マース」のお話です。

メイフィールド教養講座
「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』(Y MABINOGION)」を読む(5)
「マソヌウイの息子マース」―「マビノーギの四つの物語」(4)―

講師・中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2008年10月31日(金) 14:3016:00
会場:
英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-57297228
会費:2,500円(茶菓代含)
お申し込み方法:会費を添え、FAXまたは店頭にてお申し込みください。
[申し込み・問い合わせ先]
メイフィールド
TEL & FAX.03-5729-7228


《講師プロフィール》
中野節子●なかの・せつこ/1941年東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。同大学院修士課程英語教育学専攻修了。現在、大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ文学を専攻領域とする。著書に『イギリス女流文学作家の系譜 1?5』(共著/透土社)、訳書に『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』『物語の紡ぎ手─アリソン・アトリーの生涯』(JULA出版局)などがある。

《中野先生より今回のお話の概要》
今回取り上げるのは、「マビノーギの四つの物語」の統一主人公プレデリの死の経緯を語る、最後の物語です。
プレデリは、南ウェールズの21の地方を治める領主、そして北ウェールズのグウィネッズの領主はマースという人物だったと物語は始まっています。マースは戦いに出かけているとき以外は、両足を一人の乙女の膝に載せておかないと、生きのびることのできない領主であったと語られています。側近として仕えていた、甥の一人がこの乙女に恋をしてしまったことから、全ての問題が起こることになります。もう一人の甥グウィディオンは、弟の恋をなんとかかなえてやろうと、一計を案じるのでした…。
この邪な恋をかなえるために起こされた戦争の結果、プレデリは命を落とし、南北に分かれて闘ったこの戦争は、北ウェールズの勝利ということで決着がつくのでした。そんな枠の中で語られる物語には、グウィディオンの姉妹、女魔法使いのアランロド、彼女が実の息子スェウにかけるさまざまな呪い、それに対抗して若者をなんとか自立させようと奮闘するマースとグウィディオン、男と女のさまざまな魔法合戦の様子を楽しみたいと思います。その中での最大の魔法は、ウェールズの三種類の花のエッセンスから作り出された美女ブロダイウェズをめぐっての裏切りと報復の物語でしょうか…。ふくろうと美女との関係とは?
物語の中に語られる勝利者は、ドーン系の男女であるのに、読者の心の中に残るのは、敗者となった側の人物であるというところも、興味深いところだと思います。

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2008.10.06  【終了】茂田井武生誕100年記念トーク「父・茂田井武のことなど」in池袋


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『茂田井武画集1946→1948』(JULA出版局)より

絵本『セロひきのゴーシュ』など、数々のすぐれた子どものための作品を遺した天才画家・茂田井武。
若き日の世界放浪の後、昭和11年(1936)頃より挿絵画家となり、雑誌「新青年」などで活躍。
その後童画の仕事が増え、喘息と結核に苦しみながらも、驚くほど精力的に仕事をしました。
戦後の貧しかった時代、粗末な紙に印刷された作品の数々は、素朴で、いきいきとして、暖かく、今でも多くのファンを持ちます。
カラー印刷の技術が進歩し、美しい絵本が数多く出版される時を待たずに、昭和31年(1956)に48歳の若さで世を去りました。
生誕100年を迎えた今年、ふたたび注目が集まる茂田井武についての思い出などを、次女の後藤暦さんに語っていただきます。

JUNKU連続トークセッション
茂田井武生誕100年記念トーク
「父・茂田井武のことなど」

後藤暦
(茂田井武・次女)
聞き手・大村祐子(JULA出版局代表)
日時:2008年11月20日(木)19:00から
会場:ジュンク堂書店池袋本店 4階喫茶
東京都豊島区南池袋2-15-5 TEL.03-5956-6111
入場料:1,000円(ドリンク付き)定員:40名

[申し込み・問い合わせ先]ジュンク堂書店池袋本店TEL.03-5956-6111
※1階案内カウンターにて受付。電話予約も可。

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