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2009.02.06 【終了】講演会「物語の紡ぎ手と中世ウェールズ幻想物語」in吹田
英国のファンタジーを研究しつづけておられる中野節子先生の2大ライフワーク、マビノギオンとアリソン・アトリー。2つを1日で楽しめる、ぜいたくな講演会が開催されます。
お近くの方、ぜひご参加ください。
子どもと本の集い2008 PART2
講演会「物語の紡ぎ手と中世ウェールズ幻想物語」
講師:中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2009年2月21日(土) 10:15―15:30
第1部 10:15―12:15「マビノギオンの世界」/第2部「アリソン・アトリーの世界」
会場:吹田市立中央図書館3F集会室(大阪府吹田市出口町18-9 TEL.06-6387-0071)
参加費:無料※定員50名
主催:吹田子どもの本連絡会 後援:吹田市教育委員会
問い合わせ先:吹田子どもの本連絡会 野々上さん TEL.06-6387-2683
★お申し込み方法
*往復ハガキ(お一人様1枚)に「子どもと本の集い2008 PART?申込み」と明記し、ご氏名・郵便番号・住所・電話番号・参加希望の旨を記入して、お申し込みください。返信用の表にも、郵便番号・住所・氏名をお書きください。
*お申し込み〆切り/2月14日(土)必着
*応募多数の場合は抽選となります。
お申込み先/
〒564-0072 大阪府吹田市出口町18-9 吹田市立中央図書館「子どもと本の集い」係
《講師プロフィール》
中野節子●なかの・せつこ/1941年東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。同大学院修士課程英語教育学専攻修了。現在、大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ文学を専攻領域とする。著書に『イギリス女流文学作家の系譜 1―5』(共著/透土社)、訳書に『マビノギオン―中世ウェールズ幻想物語集』『物語の紡ぎ手―アリソン・アトリーの生涯』(JULA出版局)などがある。
2008.11.04 【終了】メイフィールド教養講座「『マビノギオン』ってどんな世界?━ウェールズに物語の背景を訪ねて━」
『マビノギオン━━中世ウェールズ幻想物語集』を1話ずつ読んでいく連続講座を少し一休みして、「目で見るマビノギオンの世界」を味わおうという特別編。
『マビノギオンの世界━━ウェールズに物語の背景をたずねて』のカメラマン・加藤忠興氏による講座です(当日は本書をテキストとして使用予定)。
メイフィールド教養講座
『マビノギオン』ってどんな世界?━ウェールズに物語の背景を訪ねて━
講師・加藤忠興
日時:2008年11月28日(金) 14:30―16:00
会場:英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-57297228
会費:2,500円(茶菓代含)
お申し込み方法:会費を添え、FAXまたは店頭にてお申し込みください。
[申し込み・問い合わせ先]
メイフィールドTEL & FAX.03-5729-7228
《講師プロフィール》
加藤忠興●かとう・ただおき/1939年東京都生まれ。日本大学法学部法律学科卒業。1984年アリソン・アトリーの写真取材をきっかけに、イギリス児童文学等にかかわる写真を撮り続けている。『イギリス女流文学作家の系譜』(透土社)、『物語の紡ぎ手━アリソン・アトリーの生涯━』(JULA出版局)などに写真提供。全日本山岳写真協会会員。
《講師が語る今回の内容》
『マビノギオン』とは、文字をもたなかったウェールズ地方の住人━カムリ人━たちの社会で、バルドと称された詩人たちによって長らく口承されてきた後、た ぶん11世紀後半頃から、南ウェールズの修道僧たちの手で、一冊の本にまとめられたと考えられている、中世ウェールズの散文集である。なかに含まれた11 の物語の内容というのは、神話・伝説・民話など、多岐にわたっている。
どの物語にも、ウェールズの土地に深く根を下ろした、いわく因縁の物語、地名や人名の由来を説明する事件、人々の間で今も守られている習慣や遊びなどの、カムリ民族の伝統文化にまつわる物語が語られている。
『マビノギオン』の物語の背景を写真に収めようという私たちの取材旅行はm物語の中の地名を、地図上に探し出すことから始まった。
長い歴史の中で、人々の営みの場所は、気候や地理的条件などから、ある程度限定できるのではないかと考えたからである。まずは、古代遺跡を捜して、訪ねてみることにした。
取材を重ねていくうちに、先史時代の遺跡、『マビノギオン』に出てくる地名、ローマン・ロード、砦や要塞の跡などは、みな密接に重なり合って、歴史の厚い 層を成していることが次第に明らかになってきた。1000年以上にわたる、はるか昔の物語の世界が、目の前に現れてきたのである。
今回は、第4話「マソヌウイの息子マース」の物語を中心に、物語に出てくる地名等を地図上に記、その意味や歴史的背景を考え、古き昔の『マビノギオン』の世界を、現代のウェールズの土地の中に楽しんでみたい。
2008.10.06 【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(5)
ヨーロッパ最古の民といわれるケルト人の中で、島のケルトと呼ばれたウェールズ地方のカムリ人。
彼らの言語文化の宝といわれる「マビノギオン」は、ケルト文学の華であり、英国ファンタジー文学の源流でもあり、その神話や伝説、民話は「アーサー王物語」の原型ともいわれています。
ウェールズに通い、ウェールズ語を学び、原語から完全な形で邦訳、『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』に結実させた、中野節子先生の講座です。
10月は、「マビノーギの四つの物語」の最終話「マース」のお話です。
メイフィールド教養講座
「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』(Y MABINOGION)」を読む(5)
「マソヌウイの息子マース」―「マビノーギの四つの物語」(4)―
講師・中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2008年10月31日(金) 14:30―16:00
会場:英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-57297228
会費:2,500円(茶菓代含)
お申し込み方法:会費を添え、FAXまたは店頭にてお申し込みください。
[申し込み・問い合わせ先]
メイフィールドTEL & FAX.03-5729-7228
《講師プロフィール》
中野節子●なかの・せつこ/1941年東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。同大学院修士課程英語教育学専攻修了。現在、大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ文学を専攻領域とする。著書に『イギリス女流文学作家の系譜 1?5』(共著/透土社)、訳書に『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』『物語の紡ぎ手─アリソン・アトリーの生涯』(JULA出版局)などがある。
《中野先生より今回のお話の概要》
今回取り上げるのは、「マビノーギの四つの物語」の統一主人公プレデリの死の経緯を語る、最後の物語です。
プレデリは、南ウェールズの21の地方を治める領主、そして北ウェールズのグウィネッズの領主はマースという人物だったと物語は始まっています。マースは戦いに出かけているとき以外は、両足を一人の乙女の膝に載せておかないと、生きのびることのできない領主であったと語られています。側近として仕えていた、甥の一人がこの乙女に恋をしてしまったことから、全ての問題が起こることになります。もう一人の甥グウィディオンは、弟の恋をなんとかかなえてやろうと、一計を案じるのでした…。
この邪な恋をかなえるために起こされた戦争の結果、プレデリは命を落とし、南北に分かれて闘ったこの戦争は、北ウェールズの勝利ということで決着がつくのでした。そんな枠の中で語られる物語には、グウィディオンの姉妹、女魔法使いのアランロド、彼女が実の息子スェウにかけるさまざまな呪い、それに対抗して若者をなんとか自立させようと奮闘するマースとグウィディオン、男と女のさまざまな魔法合戦の様子を楽しみたいと思います。その中での最大の魔法は、ウェールズの三種類の花のエッセンスから作り出された美女ブロダイウェズをめぐっての裏切りと報復の物語でしょうか…。ふくろうと美女との関係とは?
物語の中に語られる勝利者は、ドーン系の男女であるのに、読者の心の中に残るのは、敗者となった側の人物であるというところも、興味深いところだと思います。
2008.09.16 福岡から会場の様子をお知らせいただきました。
すでにご案内しておりますように、「マビノギオンの世界展」を福岡の児童書専門店あっぷっぷにて、開催していただいています。
会場の様子をメールしていただいておきながら、アップが遅くなってしまいました。ごめんなさい。
(この日記、毎回謝っている気がしますね (^-^;))
『マビノギオン』という、まだ日本での認知度の低い物語について、昨秋銀座の教文館で催しをしていただくことができたのも、本当にうれしいことでしたが、1年経ってふと思うと、日本の端と端、北海道と九州で写真展ができたことになるんですね。
中野節子先生のメイフィールドでの連続講座も、受講されている方々が、どんどん作品に魅了されているのが目に見えて実感できます。
少しずつ、でも着実に定着していけばいいな、と思っています。
2008.08.28 【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(4)
ヨーロッパ最古の民といわれるケルト人の中で、島のケルトと呼ばれたウェールズ地方のカムリ人。彼らの言語文化の宝といわれる「マビノギオン」は、ケルト 文学の華であり、英国ファンタジー文学の源流でもあり、その神話や伝説、民話は「アーサー王物語」の原型ともいわれています。
ウェールズに通い、ウェールズ語を学び、原語から完全な形で邦訳、『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』に結実させた、中野節子先生の講座です。
夏休み明けの今回は、「マビノーギの四つの物語」の第三話「マナウィダン」のお話です。
メイフィールド教養講座
「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』(Y MABINOGION)」を読む(4)
「スィールの息子マナウィダン」―「マビノーギの四つの物語」(3)―
講師・中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2008年9月26日(金) 14:30―16:00
会場:英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-57297228
会費:2,500円(茶菓代含)
お申し込み方法:会費を添え、FAXまたは店頭にてお申し込みください。
[申し込み・問い合わせ先]
メイフィールドTEL & FAX.03-5729-7228
《講師プロフィール》
中野節子●なかの・せつこ/1941年東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。同大学院修士課程英語教育学専攻修了。現在、大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ文学を専攻領域とする。著書に『イギリス女流文学作家の系譜 1?5』(共著/透土社)、訳書に『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』『物語の紡ぎ手─アリソン・アトリーの生涯』(JULA出版局)などがある。
《中野先生より今回のお話の概要》
物語の舞台は再び、南ウェールズのダヴェドの地とイングランド(スォイゲル)のいくつかの町に戻って展開されてゆきます。主人公となるのは、第1話で登場したプレデリとその母リアンノン、妻のキグヴァ、スィールの息子マナウィダンです。ここではリアンノンは、再婚して、マナウィダンの妻となっています。
ある日のこと、この二組の夫婦が、アルベルスの丘の上に座っていると…今度は1話とは異なり、大変な災難がダヴェドの地に降りかかり、この地に残されたのは彼ら4人となってしまったのです。
やがて、自給自足の生活にすっかりつかれきった4人は、イングランドの地に出かけてゆき、鞍・楯・靴を作って生計を立てることにしました。しかしながら彼らの製品があまりにも見事であったため、職人仲間の排斥をうけ、その都度穏和なマナウィダンはいさかいを避け、他の町へと移ってゆくのでした。
やがてダヴェドに戻った4人を、再度災難が襲います。突然現れたあやしい砦の中庭で、大理石の水盤に手をすいつけられ、動けなくなったプレデリとリアンノンの姿は掻き消えて、 ダヴェドに残されたのはキグヴァとマナウィダンの二人だけとなってしまったのです。はたしてプレデリ母子は無事に戻ってくるのでしょうか…
この物語の特徴は、今までになかった新しい英雄像の登場とも考えられます。マナウィダンは、すべての苦境を解決するのに、決して武力を使おうとはしません。常に忍耐と知恵で立ち向かい、難題を一つずつ解決してゆくのです。
長い戦いの末に、カムリの人々が到達した心境であったのかもしれません。
2008.08.28 「マビノギオンの世界展」in福岡
ヨーロッパ最古の民といわれるケルト人の中で、島のケルトと呼ばれたウェールズ地方のカムリ人。彼らの言語文化の宝といわれる「マビノギオン」は、ケルト 文学の華であり、英国ファンタジー文学の源流でもあり、その神話や伝説、民話は「アーサー王物語」の原型ともいわれています。
2000年春、初めてウェールズ語から完訳された『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』(訳・中野節子)を携えカメラマン加藤忠興・公惠夫妻は、物語の背景を写真に収める旅に出ました。6年に及ぶ緻密な取材から、一昨年末、写真集『マビノギオンの世界─ウェールズに物語の背景をたずねて─』が生まれました。
写真集に収録された写真とともに、「マビノギオン」の魅力を伝えるパネル展です。
「マビノギオンの世界展」
会期:2008年9月1日(月)→ 30日(火)
開店時間:10:00―18:30
会場:絵本の店あっぷっぷ
福岡県大宰府市大佐野1-6-30 TEL.092-919-6300FAX.092-919-6311
2008.07.01 【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(3)
ヨーロッパ最古の民といわれるケルト人の中で、島のケルトと呼ばれたウェールズ地方のカムリ人。彼らの言語文化の宝といわれる「マビノギオン」は、ケルト 文学の華であり、英国ファンタジー文学の源流でもあり、その神話や伝説、民話は「アーサー王物語」の原型ともいわれています。
ウェールズに通い、ウェールズ語を学び、原語から完全な形で邦訳、『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』に結実させた、中野節子先生の講座です。今回読むのは、「マビノーギの四つの物語」の第二話「ブランウェン」のお話です。
メイフィールド教養講座
「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』(Y MABINOGION)」を読む(3)
「スィールの娘ブランウェン」―「マビノーギの四つの物語」(2)―
講師・中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2008年7月25日(金) 14:30―16:00
会場:英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-57297228
会費:2,500円(茶菓代含)
お申し込み方法:会費を添え、FAXまたは店頭にてお申し込みください。
[申し込み・問い合わせ先]
メイフィールドTEL & FAX.03-5729-7228
《講師プロフィール》
中野節子●なかの・せつこ/1941年東京都生まれ。東京学芸大学学芸学部英語科卒業。同大学院修士課程英語教育学専攻修了。現在、大妻女子大学短期大学部教授。イギリス児童文学、ウェールズ文学を専攻領域とする。著書に『イギリス女流文学作家の系譜 1?5』(共著/透土社)、訳書に『マビノギオン─中世ウェールズ幻想物語集─』『物語の紡ぎ手─アリソン・アトリーの生涯』(JULA出版局)などがある。
《今回のお話の概要》
スィールという家系は、あとで登場するドーンと並ぶ有力な一族で、「海」と深い関係をもつ一家ではないかと考えられています。題名にあるブランウェンという娘は、巨人ベンディゲイドブランの妹、「強者の島」と呼ばれるブリテン島を代表する絶世の美女です。ある日のこと、イウェルゾン(アイルランド)から、マソルッフ王が、海をわたって、求婚にやってくるシーンから物語は始まります。
相談の結果、めでたくこの婚儀はまとまり、ブランウェンとマソルッフ王はアングルシー島のアベルフラウの地で、人々の祝福のうちに結婚することになりました。しかし、そこで登場するのが、異父兄にあたる、一家の問題児エヴニシエン。この男の理不尽な狼藉によって、せっかくの両国の平和が壊されてしまうのです。二つの国を結ぶきずなとなったはずのブランウェンは、目の前で我が子を火の中に投げ込まれ、わずかに生き残ったカムリの戦士たちと故郷に戻ってはくるものの、悲しみで胸がはり裂け、死んでしまうという悲劇が語られrます。
その中に戦いで死んだ兵士たちを投げ入れると、翌朝には口こそきけないものの、再び息を吹きかえして再生してくれるという大釜、戦士たちの一行とともに80年余にわたって旅を続けるベンディゲイドブランの生首、彼らの宴の席で憂さを忘れさせる歌をうたってくれるリアンノンの小鳥等々…不思議な魔法も登場してきます。
けれど奇妙なことに、「四つの物語」の共通の主人公プレデリの名前は、生き残ってカムリに帰ってくる7人の戦士のうちに挙げられているだけにすぎません。
2008.06.25 6月もあと5日。
久々に、ホームページを大幅更新しました。
というのも、7月に新刊が2冊出ることになったからです。
矢崎先生のエッセイ『みすゞさんのうれしいまなざし』と、カンボジアのストリートチルドレンの現状を伝える『子どもたちに寄り添う・カンボジア━━薬物・HIV・人身売買との戦い』。
ご興味もっていただけるとうれしいです。
さて、先週末はメイフィールド教養講座、中野節子先生によるマビノギオンのお話の第2回に参加させていただいてまいりました。今回から、『マビノギオン━━中世ウェールズ幻想物語集』の最初の4話「マビノーギの四つの物語」を1話ずつ解説してくださるという、なんともぜいたくな連続講座です。
「ダヴェドの大公プイス」は、4話に共通する主人公プレデリの誕生物語。地名や人名のウェールズ語における解釈や、当時の社会の礼儀作法、風習の説明などふんだんにまじえ、わかりやすくお話くださる中野先生。仕事でうかがって、いい時間を過ごさせていただいてるなー、私。
参加されている皆さんも、とても熱心。先生にいろいろな質問を投げかけ、さかんな議論が展開されました。
お話が終わったところで、お楽しみのティータイム。
今回は、お茶菓子というより、軽食という感じで、写真の2品が供されました。
ウェルシュ・ラビット(ウェールズ語ではCaws Pobi)は、ウスターソースとチェダーチーズを混ぜたものをトーストに塗って焼いたもの。なんでも、ウサギ狩に出て、ウサギが捕れなかったときに代用食で食べたものらしいです。
マッシュポテト状のもののほうは、シェパーズ・パイだったのかしら。ごめんなさい、ちゃんと名前を聞いておかなかった。
美味しいお紅茶とともにたくさんいただきました。
7月は、悲劇の美女ブランウェンの物語がテーマです。
ご興味もたれた方、ぜひぜひご参加ください。
2008.05.26 【終了】メイフィールド教養講座「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』」を読む(2)
メイフィールド教養講座
「中世ウェールズ幻想物語集『マビノギオン』(Y MABINOGION)」を読む(2)
「ダヴェドの大公プイスの物語」―「マビノーギの四つの物語」(1)―
講師・中野節子(大妻女子大学短期大学部教授)
日時:2008年6月20日(金) 14:30―16:00
会場:英国風ティールーム メイフィールド
東京都目黒区緑が丘2-19-10 TEL & FAX.03-5729-7228
会費:2,500円(茶菓代含)
《今回のお話の概要》
題名にある「ダヴェドの大公プイス」とは、四つの物語を結びつける共通の主人公プレデリという若者(Mab)の父親となる人物です。ウェールズ (Cymru)の南部の一地方ダヴェドを治める大公であったプイスが、ある日狩りに出かけ、異界(アンヌウヴン)の王アラウンと遭遇するところから、この 不思議な物語は始まります。
二人はそれぞれ1年の期限を決めて身分を入れ替え、お互いの国を治めることになりました。見事に役目を果たしたプイスは、それ以後、「アンヌウヴンの長」と呼ばれるようになり、王アラウンとの深い友情関係を結びます。やがて、いずこともなく現れた美女リアンノンと結婚し、ひとりの息子をさずかるのです。
さて、こうして誕生した若者プレデリは、生まれてすぐに何者かの手によって誘拐されてしまい、一方母のリアンノンは、侍女たちの虚偽の証言によって子殺しの罪をなすりつけられ、7年の間、無実の罪の償いをさせられます。この哀れな母と息子の運命はいかに…
物語のなかには、ウェールズの人々の社会の礼儀作法・価値観・風習などとともに、ケルト世界に共通に見られるメイ・イヴの大切さ、ローマ神話の馬の神(エポナ)の影なども見え隠れしていて、興味がつきません。
やがて、この若者プレデリが、二話、三話、四話とお話が進むとともに、その一生の物語が語られてゆくのです。
2008.05.07 『マビノギオン』着々と浸透?!
4月は、喫茶店メイフィールドでの講座や、こども冨貴堂でのパネル展など、『マビノギオン』にかかわるイベント情報をご案内することがたびたびありました。
このあとも9月に九州、来年2月に大阪で展示や講演会が企画されていますし、メイフィールドでの講座は6月に第2回が予定されています。訳者・中野節子先生は引っ張りだこです。
そんななか、今月もこのような催しでお話をされることになりました。
日本カムライグ学会第7回例会
日時:2008年5月17日(土) 13:00→17:00
場所:大東文化大学 大東文化会館K-0401教室
プログラム:
第1部 個別報告
「カムライグ語の母音の記述」 小池剛史氏
「R.S.トマス:Iago Prytherchのランドスケイプ」 永田喜文氏
第2部 個別報告および講演
「『マビノギオン』の翻訳者シャーロット・ゲスト」 吉賀憲夫氏
講演「マビノギの魅力」中野節子氏
☆あくまで学会の定例会ですので、ご興味のある方、ご参加希望の方は、日本カムライグ学会までお問い合わせください。
カムライグ? 私も一瞬わかりませんでした。
カムリ=ウェールズ。そう、カムライグとはウェールズ語のことです。
ウェールズ語の研究に熱心に取り組んでいらっしゃる方にとって、『マビノギオン』は大切な作品。「言語」という観点からこの物語集を考えるというのも、とても興味深いことと思えます。
静かに、でも着々と浸透し、ファンを増やしつつある『マビノギオン』。
今後もできるだけ、いろいろな催しをご紹介させていただければと思っております。
あ、そうそう。
「JULAの本ぜんぶ見せます展」でも、ウェールズの写真を展示しますよ。
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