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2010.02.05 気がつけば……
今年ももう2月に突入しています。
年末に出版した『十二支のものがたり』はおかげさまで大好評!
出版直後に朝日新聞大阪版の生活面にとりあげていただき、
記事を見た方々から注文やお問い合わのお電話が、殺到しました。
はじめの日は本当にトイレにも立てないくらいひっきりなしに電話がなり、
その後も関西の書店さんを中心に、反響が続いています。
他の地域の方々に、なかなか紹介できないのが残念です。
来月、3月10日に没後80年を迎える金子みすゞ。
それを記念して、毎日新聞社主催で開かれる展覧会、
『没後80年 金子みすゞ展 〜みんなちがって、みんないい。」の
準備もすすんでいます。
まずは、大阪の大丸心斎橋店で3月24日よりスタートです。
詳細は、もう少ししましたら、こちらのHPでもお知らせしたいと思います。
ウェブ店員 柴崎
2009.12.01 今年もあと一ヶ月
気がつけば2009年もあと一ヶ月。
毎日慌ただし時間が過ぎてゆきます。
2009.10.16 出張に行ってきます!
来週は一週間の予定で九州の書店さんをまわります。
今回書店さんにご紹介して歩く本の目玉は、2つの新刊です。
2009.10.09 台風が過ぎて……
6月からまったく更新されていなかったこのブログ。
今日は、なれない手で書き込みをしてみています。
2009.06.01 紫陽花の季節になりました。
2009年が明けたのがつい昨日のようなのに、もう6月です。
このごろ、お店に来てくださるお客さんが、少しずつ増えてきているようで、嬉しいです。
JULAでは、来年の金子みすゞ没後80年を記念して開催される予定の『金子みすゞーーみんなちがって、みんないい』(仮称)に向けての具体的な仕事が始まりました。
忙しくなりそうです。
いろいろなこと、はっきりしましたら、真っ先にお伝えしますね。
ところでみなさん、「甲骨文字」ってご存じですか。
3000年以上も前、中国の殷の時代の絵文字で、漢字のルーツといわれているものなんだそうです。
それがあんまりおもしろくて、今、ハマっています。
「龍骨」という漢方薬のなかから見いだされて、それが中国でも最も古い殷時代の文字であることがわかってから、今年で110年です。
漢字のもとは、ほんとにいきいきとした絵文字であったことがわかり、夢中になりそうです。
こんなものが、子どもたちの身近に、もっともっとあってもいい、そんな気がします。
近いうちに、写真でお見せしますね。
というのも、新しい店長は、ブログに写真を載せる方法がいまいちわからないんです。
勉強して、かならずできるようになりますから、お待ちください。
東京でも、紫陽花のつぼみがあちこちに見られ、梅雨が間近いことを思わせてくれます。
子どもの本の店JULAにおいでの節は、どうひとこと、ご意見、ご感想、お願い致します。
2009.05.14 店長がかわりました。
ゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去り、すぐ近くの小石川植物園の緑も、日に日に濃くなってきています。
ここで、淋しいお知らせです。子どもの本の店JULAの店長が、替わることになりました。
開店以来の店長・北尾がJULAをやめて、広い世界に飛び立つことになったのです。
幸運を祈ります。
ところで、新しい店長は、大村と申します。
心機一転、楽しいお店にしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
お店に来られた方は、ぜひ、感想やご意見をくださいね。
JULAでは、4月に『みんなを好きに』と『ファンタジーの生まれるまで』を発行し、ちょっと一段落したところです。
今日の午後は、矢崎節夫先生が来られて、金子みすゞ甦り25年の感慨に耽りました。
というのも、名前は明かせませんが、いくつかの出版社から同時に、詩集シリーズの企画の1冊に『金子みすゞ』を加えたいと、金子みすゞ著作保存会(事務局はJULAの中にあります)に問い合わせがあったのです。
25年前、みすゞは無名の詩人でした。
『金子みすゞ全集』と金子みすゞ童謡集『わたしと小鳥とすずと』が少しずつ少しずつ、みすゞの詩を世の中に広げていったのです。
子どもの本屋としては、ほんとに不思議な、おもしろい25年でした。
では、また。
2009.04.23 4月も残り1週間。
またまた…気がつけば、すっかりご無沙汰をし。
金子みすゞの誕生日を過ぎ、新刊もぶじ刊行にこぎつけ。
とかいってるうちに、ゴールデンウィークが目前に迫ってきました。
今回、『みんなを好きに―金子みすゞ物語』の挿絵をご担当くださった上野紀子先生。
JULAでは『ほしとたんぽぽ』『ふうちゃんの詩』の挿絵を描いてくださっていますが、皆さんにおなじみなのは、なんといっても、なかえよしを先生との共作『ねずみくんのチョッキ』にはじまる、ねずみくんシリーズ(すべてポプラ社刊)でしょう。
今年は、ねずみくんも誕生35周年というアニバーサリーイヤーです。
先生がたは記念イベントや、新刊のご準備など、本当に目まぐるしいスケジュールのなか、「矢崎さんの記念すべきお仕事だから」と、引き受けてくださったのでした。
いろんな機会に、矢崎節夫先生がお話しになっていますが、30年近く前、なかえ先生と矢崎先生は、日本児童文学専門学院(現・日本児童教育専門学校)でともに講師をされていました(なかえ先生は現在も教壇に立っておられます)。
矢崎先生が、みすゞの弟・上山雅輔さんに巡り合い、3冊の手帳を手にされるのを、なかえ先生はすぐそばで体感し、それをそっくり上野先生に伝えておられたそうです。
お二人にとっても、みすゞの甦りは、リアルタイムで体感された、かけがえない奇跡だったのです。
だから、この本を矢崎先生と一緒に創りあげていただく同志は、お二人をおいて他にはなかったのです。
上野先生は、「実在の人物、しかも写真が残っているかたを描くのは初めてのことで、ドキドキしました」とおっしゃっていましたが、赤ちゃんから、20歳くらいまでのみすゞを、本当にあたたかく、思いたっぷりに描いてくださいました。
矢崎先生が、「子どもたちにみすゞさんのことをていねいに伝えたい」と強く願って著されたこの本が、上野先生の絵とともに、真に子どもたちに贈る宝物のような1冊になりました。
手にとっていただけるとうれしいです。
★なかえ先生・上野先生のホームページはこちら
→なかえよしをと上野紀子の絵本
(凝りに凝ったおもしろいサイトですよ!!)
2009.03.31 3月最後の日。
花冷え…というよりは、寒の戻りで桜もちぢこまってしまったような3月終盤ですね。
JULAはいま、この春出る新刊の大詰めを迎えています。
編集はもちろん、営業も新刊発行にあたっては、いつもにも増して本腰を入れています。
2冊の新刊のうち、1冊はすでにトップページでもご案内している『みんなを好きに―金子みすゞ物語』。
『金子みすゞ全集』を発行して25周年の今年、さらなるみすゞの広がりを願って世に放つ、みすゞの伝記です。
史実を忠実に記録した『童謡詩人金子みすゞの生涯』に比べ、小学生から読めるくらいのやさしい文章。
みすゞにまつわるエピソードが、物語として楽しく描かれているのも特徴的。
みすゞを教科書で習ったお子様にも、『生涯』は難しそうでちょっとくじけた方にもおすすめです。
もう1冊は、『作品を読んで考える イギリス児童文学講座(1) ファンタジーの生まれるまで』。
近年、本当にたくさんのファンタジー作品が映画化されたりして、話題になっています。
(ハリウッドのネタ切れのせいもあるとは思いますが…)
もちろん、アメリカやフランスで生まれた物語も数多くありますが、やっぱり『指輪物語』や『ナルニア国物語』、近いところでは『ハリー・ポッター』シリーズなどを生んだイギリスが、断然ファンタジーの本場といったところでしょう。
ではなぜ、イギリスにこの文学が生まれ、根づいたのか?
このシリーズでは、18世紀半ばに、子どもが読むための文学(=児童文学)が産声を上げてから、ファンタジー百花繚乱の現代までを、鍵となる作品を紹介しながら読み解いていきます。
『マビノギオン』『アリソン・アトリーの生涯』の訳者・中野節子先生と、共にファンタジーを研究してこられた吉井紀子先生、水井雅子先生の共著による本書。歴史に根づく物語と、その上に立つ物語のあいだをつなぐ、興味深いシリーズになると自負しています。
表紙画像ができるまで、もう少しお待ちくださいね。
2009.03.10 金子みすゞの命日です。
今年も、この日がやってきました。
1930年3月10日、童謡詩人金子みすゞが26歳の短い生涯を閉じて、79年が経過しました。
そして、今年も命日のすぐ前の週末(7、8日)には、山口県長門市に全国からみすゞファンが集まり、「みすゞコスモス交流会」が開催されました。
ここ数年は、法要することにとどまらず、みすゞの魅力のさらなる広がりを感じるような企画が催されています。
今年は、女流講談師の一龍斎春水さんが、「講談・金子みすゞ」を披露、矢崎節夫先生(金子みすゞ記念館館長)とのトークショーもあり、もりだくさんな内容でした。
さらに、春水さんからサプライズプレゼントが!!
春水さんと親交のある、西洋菓子店ブールミッシュの社長・パティシェ吉田菊次郎先生が、金子みすゞをイメージしたお菓子を作ってくださったのです。
みすゞの作品の透明感を大切に、「星とたんぽぽ」をイメージしたあめ細工。
繊細な純白の薔薇の花に、“海の小石”や“星”が散りばめられました。
春水さんが、壊れぬように大切に長門まで運ばれ、交流会でお披露目となりました。
ウェブ店長、今年は現地にうかがっていないので、現物を見ていないのです。残念。
でも、とっても素敵だったので、春水さんにご許可いただいて、写真をアップさせていただきました。
ちゃんと食べられる材料で作られているそうですが…これは、もったいなくて食べられないですね。
そうそう。
みすゞは、「お菓子」という詩を書いています。
お菓子
いたずらに一つかくした
弟のお菓子。
たべるもんかと思ってて、
たべてしまった、
一つのお菓子。
母さんが二つッていったら、
どうしよう。
おいてみて
とってみてまたおいてみて、
それでも弟が来ないから、
たべてしまった、
二つめのお菓子。
にがいお菓子、
かなしいお菓子。
………『金子みすゞ童謡全集・3/空のかあさま・上』より
みすゞもお菓子はとっても好きだったはず。
自分のイメージでお菓子ができるなんて…命日に天国でびっくり、喜んでいるでしょうね。
2009.02.23 中野節子先生、お疲れさまでした。
先週の土曜日、吹田子どもの本連絡会の皆さんの熱意によって、講演会「物語の紡ぎ手と中世ウェールズ幻想物語」が実現しました。
銀座教文館で、マビノギオンについて最初の大きなイベントをしていただき、その後、福岡、北海道で写真展や講演会を催していただいたのですが、関西ではまだこんな機会がなかったので…本当にありがたいことです。
以下は、当日同席させていただいた営業部シバサキのレポートです。
*****
中野節子先生のライフワークである、マビノギオンとアリソン・アトリー。
2つのテーマを、一日で語るという贅沢な講演会が、吹田市立中央図書館で開かれました。
一昨年の9月に、銀座教文館で開かれたマビノギオンの講演会を聞かれた、吹田子どもの本連絡会のメンバーの熱心な呼び掛けで実現したものです。
講演中。皆さんの熱い視線が伝わるようですね。
午前中はマビノギオンのお話。「いま、まさに不況の真っ只中にあって、数百年にわたって虐げられていたウェールズ語の歴史を考えることは、とても意味があること」と、冒頭に述べられた中野先生は、歴史的背景とマビノギオンの概要をわかりやすく解説。
午後は、アリソン・アトリーの人と作品の魅力を通して、編集者と作家の関係や、本の装丁について、翻訳の難しさなど、お話されました。
ウェールズの美しい写真にも興味津々。
中野先生の追いかけるふたつの「ファンタジー」の世界の魅力に、みなさん熱く耳を傾けていました。
会場には加藤忠興氏撮影の写真パネルも展示されました。
終演後のサイン会は、直接お話できるチャンス。
*****
吹田子どもの本連絡会の皆さま、本当にありがとうございました。
中野先生、お疲れさまでした。
ファンタジーの源流を見つめる種が、大阪にも確かに撒かれた一日となりました。
2009.02.18 すごい!!
矢崎節夫先生からこんなFAXが。
「金子みすゞ記念館
80万人を超えました
6年目での
うれしい記録です」
…すごい!!
何がすごいと言って。
金子みすゞ記念館って、決してアクセスのよい場所ではないんですよ。
東京のど真ん中ならいざ知らず、山口県のなかでも、都市部とは言えない…なんせ最寄り駅はJRの単線ですし。
確かに、萩・津和野や下関にからめたバスツアーなども増えてはいますが、それにしてもすごい。
そして、お話をうかがうと、リピーターもけっこう多いらしいのです。
3月は、「みすゞふるさと大使トークショー」あり、みすゞの命日の法要「みすゞ忌」、それを含む、みすゞファンの皆さんの集まり「みすゞコスモス交流会」あり、とみすゞの故郷・長門市はいっそう賑やかになります。
日本海の豊かな漁場を抱く、お魚の美味しいところでもあります。
ぜひ、一度訪れてみてくださいね。
2009.02.09 0歳から楽しむ子育て応援ライブ♪
日曜日は、皆さんいかがおすごしでしたか?
私は、舞台「金子みすゞ 最期の写真館」から生まれたユニットLuna Luna(ルナルナ)のコンサートに行ってまいりました。
題して「0歳から楽しむ 子育て応援ライブ」!!
小野山千鶴さん、磯村由紀子さんが、2人とも1児の母になられたことで始められた、新しい試みです。
子育て中のお母さんが、お子さんを預けてまでコンサートにでかけることって、なかなか難しいですよね。
最近、ミュージシャンが、自分とともに年を重ねたファンの年齢層を考えて、キッズルームを設けたりしていることもありますが、まだまだ少数派。
クラシックのファミリーコンサートなどはずいぶん増えてきましたが、家族みんなででかけると、「うっ、こんなチケット代…」なんてことにもなりかねず…うまくいかないものです。
今回のライブは、杉並区の子育て支援実行委員会が主催されていて、一律1,000円、就学前のお子ちゃまたちは無料。これなら、安心して家族で参加できそうです。
現時点で個人的に活用する機会はないのですが(泣)、親子が一緒に楽しめるコンサートって、きっと子どもの本にもヒントをいっぱいくれるだろうな、と思い、アラサー(いや、アラフォー?)単身ですが、参加してまいりました。
客席は、靴を脱いであがれるスペースと、椅子席になっていて…ご覧のとおり、子どもたちの天下です。
お父さん、お母さんは椅子席で子どもたちを見守るって感じでしょうか。
そんななか、コンサートが始まりました。
Luna Luna登場。
プログラムとしては、子育ての悲喜こもごもをクラシックスタンダードに乗せて替え歌する「ママルナクラシックス」、小野山さん、磯村さんの実体験から生まれた歌たち。
子どもたちも参加できる童謡コーナー、その流れで童謡詩人・金子みすゞのうた。
約1時間のステージでした(それ以上は、子どもたちがもたないに違いない)。
とにかく、子どもたちは、次々に遊びを考案しては、走る、跳ぶ、寝る。そして、転ぶ、泣く(笑)。
音楽にのっているのやら、いないのやら。
めいめい動き回るのですが、それでもなんだか大きな波動みたいなものに包まれている感じがしました。
お母さんも、お父さんも、時折「ボテッ」とかこけてる我が子にハラハラしながらも、コンサート自体を楽しまれ、子どもが動き回ったってお互いさまじゃない、てなゆったりした気持ちで参加されていたように思います。
「子育て支援」「少子化対策」ということが、取り沙汰されるたび、実情を見ていない人たちが、「金だろ、いくらほしいんだ」と言わんばかりの態度で決めていってしまうことに、切ない思いをたくさんします。
こんな草の根の試みが、いい形で継続でき、各地に広がっていけばいいのに…と願うばかりです。
★Luna Lunaのホームページはこちら
2009.01.29 金子みすゞ甦りの演出者たち
のんびりしすぎました〜。
もう木曜になってしまいましたが。
25日の日曜日、「みすゞトークスペシャル/『金子みすゞ全集』発行25年を迎えて」を催しました。
大学生のときの「大漁」との衝撃の出合い以来みすゞを探しつづけ、発掘した矢崎節夫先生、遺稿を全集で発行することに力を注いだJULA代表・大村祐子、このことを朝日新聞の社会面で大きく取りあげた河谷史夫さん。
この3人が顔を揃え、河谷さんの司会進行のもと、甦りのドラマを詳細に語ってくださいました。
途中、みすゞの愛娘・上村ふさえさんも加わり、終盤には、みすゞの詩に最初に曲をつけて歌った吉岡しげ美さんも感慨深い思いを聞かせてくださいました。
矢崎先生が、遺稿集を携え各出版社をまわったとき、誰も「全集を出そう」としてくれなかった、無名の詩人・金子みすゞ。
今では、小学校の教科書で子どもたちに親しまれ、さまざまな自治体や出版社が「ぜひ作品を使わせていただきたい」と日々連絡してこられるようになりました(※みすゞの作品使用のお問い合わせについては、JULA内に窓口を設け「金子みすゞ著作保存会」が対応しています)。
矢崎先生の言葉をお借りすると、「決して権威や地位があるわけでない、ふつうの人たちが甦りを支えた」。
トークをしてくださった3人とてふつうの人、何より「地元の詩人」というだけで、10,000円の限定版全集を買おうとした長門市の人たちの協力なくしては、最初の一歩すら踏みだせなかったのです。
誰でも知っているような気がしている金子みすゞの詩に、こんな甦りのドラマがあったこと、ちょっと思いに留めていただけるとうれしいです。
2009.01.13 みすゞトークのゲストは…
「みすゞトークスペシャル」まで2週間ほどなのに、あまり準備ができてないっ!!(汗)
というか、あまり集客できてないっ!!(汗汗)
皆さん、きっとおもしろいお話になりますから、どうぞ来てくださいな。
というわけで宣伝のため、ゲストのご紹介を。
朝日新聞編集委員の河谷史夫さんは、現在、朝日新聞夕刊にて「記者風伝」という長期連載企画の第3弾を連載中です。
そして、なんといっても、この方が、はじめて「金子みすゞ」を記事にした方です。
1983年12月14日、社会面の頁の2/3くらいを占める大きな記事「よみがえる幻の童謡詩人」を書いてくださったことから、金子みすゞの名は全国に知られることとなったのです。
2001年にトークゲストに出ていただいた時は、記者らしい鋭い切り口で、矢崎先生に容赦なく言葉を浴びせられ、かつてないトークバトルが展開(!?)。
得てして、みすゞ関係のかたは、おとなしやかでおだやかで…というふうになりがちなので、むしろ小気味よいひとときであったことを記憶しております。
もう一人、ゲストなんていうと「やめて〜!」と叫びそうですが、小社の代表・大村祐子。
『金子みすゞ全集』編集を手がけた人物です。
みすゞの作品は、そこに存在するだけでじゅうぶん宝物ですが、やはり書籍という形をとれたことで、より広く皆さんに知っていただくことにつながったことにはちがいありません。
「裏方だから話すのは苦手だ」というものの、何か一つことについて話しだすと、延々話しつづけることと思いますので、この機会にぜひ聞きにきてみてください。
★みすゞトークのご案内はこちらから
2009.01.05 今年もよろしくお願い申しあげます
皆さま、あけましておめでとうございます。
本日、2009年の仕事始です。
今年は、『金子みすゞ全集』(写真/初版1000部の限定版でした)を発行して25年という区切りの年。
みすゞが、四半世紀の間にどのように広がってきたかを改めて実感するとともに、まだまだたくさんの方に魅力を伝えていくための、新しいチャレンジをしていかなければと思っています。
どうぞ今年もよろしくお願い申しあげます。
2008.12.22 新社屋より、久々の日記。
まったくお知らせしなくてごめんなさい。
JULA出版局は、長年お世話になった高田馬場の地を離れ、文京区・小石川植物園のご近所まで引っ越してきました。
小さい空間で、ひしめきあいながら、2008年の終わりを過ごしています。
新しい場所で、新しい気持ちで2009年を迎えるために…
ね、くま会長。
2008.10.14 講談・金子みすゞ?!
ほぼ、月イチ更新ペースになってしまっている店長日記です。
しかも、何かイベントの後にしか書かないし(^o^;)
口演中の春水さん(注・今回の写真ではありません)
さて、今回もイベントの後です。
三連休の中日、12日に「みすゞトークvol.31 一龍斎春水さんに聞く」(スペースみすゞコスモス主催/於・学士会館)が開催されました。
通常のみすゞトークは、ゲストの方と矢崎節夫先生の対談なのですが、ゲストが芸能の方だと、つい「何かやっていただいてもいいですか」と、ご厚意に甘え(薄謝なのに)、これまでにも、柳家小満ん師匠、三遊亭圓窓師匠の落語、日色ともゑさん、小林綾子さんの朗読。早坂暁先生にいたってはアトリエ公演で小さなお芝居を見せていただいたり…という贅沢をしてきました。
女流講談師・一龍斎春水さんをお招きした今回は、もちろん講談。
創作講談「金子みすゞ」を、ご披露いただきました。
ちょうど1年ほど前、ほぼ初演のころにこの作品を拝聴させていただきましたが、そのときよりみすゞさんがずっと明るく生き生きとしていて、「ああ、こういう形でみすゞさんが広がっていくならいいな」と思いました。
「講談なんてあまりなじみがないなぁ」というみすゞファンの皆さんにも聞いていただきたいし、寄席の場で「おっ、金子みすゞっていいね」と思っていただくきっかけになるなら、ホントにうれしいことです。
講談を志される前は、声優・麻上洋子さんとして、人気を博してこられた春水さん。
はりのある美声と、明るいお人柄で、トークもとても楽しく進みました。
講談の修行が始まった頃に考えて試みたという「宇宙戦艦ヤマト」講談バージョンは、かなりおもしろかったです(大御所の講談師の先生には、眉をひそめられたとのことでしたが)。
声、言葉を大切に伝えることに、とてもていねいに向き合っておられる姿に、「みすゞの輪の中に来るべくして来られた方だなぁ」と感じずにはいられませんでした。
和やかに進むトークの様子。後ろにあるのが高座です。
★一龍斎春水さんの公式サイトはこちら
2008.09.16 福岡から会場の様子をお知らせいただきました。
すでにご案内しておりますように、「マビノギオンの世界展」を福岡の児童書専門店あっぷっぷにて、開催していただいています。
会場の様子をメールしていただいておきながら、アップが遅くなってしまいました。ごめんなさい。
(この日記、毎回謝っている気がしますね (^-^;))
『マビノギオン』という、まだ日本での認知度の低い物語について、昨秋銀座の教文館で催しをしていただくことができたのも、本当にうれしいことでしたが、1年経ってふと思うと、日本の端と端、北海道と九州で写真展ができたことになるんですね。
中野節子先生のメイフィールドでの連続講座も、受講されている方々が、どんどん作品に魅了されているのが目に見えて実感できます。
少しずつ、でも着実に定着していけばいいな、と思っています。
2008.08.28 ああ、ひと月以上放置。
8月の最終週は、お天気が安定しませんね。
皆さま、夏の疲れは出ていませんか?
WEB店長キタオ、すっかりブログ更新などをさぼってしまい、ごめんなさい。
(まあ、お盆休みなどもあり、あまりネタがなかったせいもありますが)
9月に入ると、マビノギオンの講座やパネル展、金子みすゞの朗読イベントなど目白押しですので、
「どうせあんまり更新されてないしなー」
なんて思わずに、のぞいてくださいね。
あ、そうそう。
来週は、金子みすゞが取り上げられる、テレビとラジオがあります。
どうぞチェックしてみてください。
【テレビ情報】
9月1日(月)?5日(金)のどこか/8:00→8:10(再放送1650→17:00)
NHK教育「にほんごであそぼ」
*人気の子ども番組。これまでにも何度かみすゞの詩を紹介してくださっています。
今回はどの作品でしょうか…?
【ラジオ情報】
9月3日(水)・4日(木)/両日とも4:05→4:45(明け方です)
NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」
*明け方の人気コーナー「こころの時代」に矢崎節夫氏が出演。
「魚と小鳥と神様と?金子みすゞのまなざし?」と題し、大いに語ります。
2008.07.07 雨の七夕ですね
天の川は見られないかな…
さて、昨日はJULAの著者にかかわるイベントが2つあり、社員で手分けしておうかがいしてきました。
私は、東京都大田区男女平等推進センター「エセナおおた」で週末に開催された「エセナフォーラム2008」へ。「大田区男女共同参画推進プラン」に沿って、女性問題、男性問題を考える自主的な活動の発表および討論の場として、さまざまな団体が展示やワークショップを行なっています。
こちらで、NGO「ストリートチルドレンを考える会」が「子どもが、子どもらしく生きられるために━ストリートチルドレンを取り巻く世界━」という企画をされました。
このたびは一参加者としておじゃましてきました。
企画は2部構成で進められました。
第1部は写真を使ったワークショップ。
いくつかのグループに分かれ、2枚組にした写真を見ながら話し合い、そのなかで、ストリートチルドレンの置かれている環境、社会、問題点、そして、彼らの支援をするNGOのことなどを学んでいきます。
私が入ったグループは、「メキシコの社会階層とストリートチルドレン」というテーマの写真。格差が歴然としている社会構造のなかで、路上に出るより他なくなっていく子どもたちの現実を深く感じさせられました。
グループワークのあとは、全員が輪になって、それぞれのグループの学んだことをシェアする場に。ストリートチルドレンの問題を、多角的に、しかもわかりやすく伝える、よい企画だったと思います。
第2部は、海外ボランティア経験者によるトーク。
会員のなかから、実際にNGOスタッフとして活動した人、中流層の家庭にホームステイした経験のある人、ボランティアで短期間滞在した人らが、短時間ずつではありますが、ご自身の体験を話されました。
それぞれの人が、ただ一時の体験ではなく、その後日本で自分にできることを見つけて実行しているということに感動しました。
フィリピンからお戻りになったばかりのジャーナリスト工藤律子さんも、最後にかんたんにお話しされました。
フィリピンは今、コメの値段が高騰して、人々の生活を大混乱させているとのこと。結果、これまでスラムの家賃を払っていた人たちが、それすら払えなくなり路上に…ストリートファミリーが、さらに増えているそうです。
「これまで、私たちが『言うの、気恥ずかしいかな』とか思って、声を大にしてこなかったことを、今こそちゃんと言っていかなければならないと感じています」
工藤さんの言葉が、とても重く響きました。
自分に関係ない問題ではないのです。「とりあえず、自分はふつうに暮らせてるからいいや」で済む問題ではないのです。
そのことを問いかけていく仕事をしていることに、強く意義を感じました。
一方。
神奈川県藤沢市・藤沢市民会館小ホールでは、「童謡と語り芸 金子みすゞと野口雨情・西条八十」が開催されました。この会を主催されたのは、講談師の一龍斎春水さん。昨年から、自作の講談「みすゞ」を口演しておられます。
講談に加えて、矢崎節夫先生の講演、近藤志げる先生のアコーディオン漫談、という豪華プログラム。
こちらは、JULAの営業部の二人がうかがってきたので、後日写真をアップしますね。
ストリートチルドレンと金子みすゞ。二つのイベントの毛色はまったく違います。
でも、人と人とがかかわりあって生きていくということ、そのなかで自分が何を考えるのか…深いところでつながっている気がします。
★工藤律子さんの著書はこちら
2008.07.01 7月になりましたね。
7月になりましたね。梅雨の晴れ間のスタートとなりました。
週末は梅雨そのものの雨模様でしたが、そんななかスペースみすゞコスモス主催による「みすゞトークvol.30」が開催されました。今回のゲストは、金子みすゞの愛娘・上村ふさえさんです。
これまでなかなかお話しになることのなかった、みすゞ亡き後のふさえさんの人生が語られることで、養母となってふさえさんを育てたみすゞの母ミチさんや、みすゞさんの弟・上山雅輔さんについて、興味深いエピソードが伝わってきました。
みすゞが甦ってからも、なかなか母の愛情に気づけなかった、とおっしゃるふさえさん。10年くらい前に機会があってみすゞにあてて手紙を書いたときは、「親がいなくてもがんばって生きてきたことを誉めてほしい」と結んだけど、今は「たくさん愛情をくれてありがとう。気づけなくてごめんなさい」という思いでいらっしゃるそうです。
今年82歳になられるとは信じられないほど、生き生きとお若いふさえさんですが、みすゞさんファンが集まるイベントに参加したり、親しい人たちと遊びに行ったり、一人旅をしたりということが、気持ちの張りになっているとのこと。そして、「出されたものは、なんでもいただく」「できるだけ、エスカレーターに乗らず階段を使う(!!)」など、元気の秘訣もいろいろあるようです。
ふさえさんがお話しになるとあって、会場には、舞台「金子みすゞ・最期の写真館」の作・演出を手がけられた早坂暁先生と、みすゞを演じられた小野山千鶴さん。来週、講談でみすゞの生涯を語る一龍斎春水さん、落語でみすゞさんの最期の一日「みんなちがって」を口演されている三遊亭圓窓師匠。『金子みすゞ いのちのうた・2』の著者のお一人である尾崎文英先生、そして、各地のみすゞ会の皆さん…縁の深い方たちがたくさん来てくださいました。
いちばん遠くからのお客様としては、お祖父さまが仙崎出身、現在オーストラリア在住(!!) の深田めぐみさんがご参加。オーストラリアで日本語を学んでいる方たちにみすゞさんの詩を広げたいと思って、奮闘しておられるそうです。
そうそう。
今回の会場は銀座のフェニックスプラザですが、実はここで「みすゞトーク」を開催するのは2度目なのです。1度目は、朝日新聞社主催「童謡詩人金子みすゞ展」が松屋銀座店で開催されたとき、佐治晴夫先生、廣崎芳次先生と矢崎先生との鼎談+小林綾子さんの朗読、というスペシャルプログラムでした。
そのときの功労者の皆さんも来てくださったり、スペースみすゞコスモス10周年、みすゞトーク30回をみんなでお祝いできたひとときとなりました。
2008.06.25 6月もあと5日。
久々に、ホームページを大幅更新しました。
というのも、7月に新刊が2冊出ることになったからです。
矢崎先生のエッセイ『みすゞさんのうれしいまなざし』と、カンボジアのストリートチルドレンの現状を伝える『子どもたちに寄り添う・カンボジア━━薬物・HIV・人身売買との戦い』。
ご興味もっていただけるとうれしいです。
さて、先週末はメイフィールド教養講座、中野節子先生によるマビノギオンのお話の第2回に参加させていただいてまいりました。今回から、『マビノギオン━━中世ウェールズ幻想物語集』の最初の4話「マビノーギの四つの物語」を1話ずつ解説してくださるという、なんともぜいたくな連続講座です。
「ダヴェドの大公プイス」は、4話に共通する主人公プレデリの誕生物語。地名や人名のウェールズ語における解釈や、当時の社会の礼儀作法、風習の説明などふんだんにまじえ、わかりやすくお話くださる中野先生。仕事でうかがって、いい時間を過ごさせていただいてるなー、私。
参加されている皆さんも、とても熱心。先生にいろいろな質問を投げかけ、さかんな議論が展開されました。
お話が終わったところで、お楽しみのティータイム。
今回は、お茶菓子というより、軽食という感じで、写真の2品が供されました。
ウェルシュ・ラビット(ウェールズ語ではCaws Pobi)は、ウスターソースとチェダーチーズを混ぜたものをトーストに塗って焼いたもの。なんでも、ウサギ狩に出て、ウサギが捕れなかったときに代用食で食べたものらしいです。
マッシュポテト状のもののほうは、シェパーズ・パイだったのかしら。ごめんなさい、ちゃんと名前を聞いておかなかった。
美味しいお紅茶とともにたくさんいただきました。
7月は、悲劇の美女ブランウェンの物語がテーマです。
ご興味もたれた方、ぜひぜひご参加ください。
2008.05.27 築地本願寺で。
なかなかコンスタントに日記を更新できなくてごめんなさい。
さて、先週末は築地本願寺で「築きな祭(きずきなさい)」というイベントにうかがってきました。
築地本願寺は、もともと西本願寺の別院として1617年、浅草に建立された「浅草御坊」が火災で焼失したとき、代替え地として与えられた八丁堀の海上を埋め立てて、1679年に築かれたお寺だそうです。
今年は、その埋め立てた地=築地が誕生して350年という年にちなみ、本願寺を中心とした築地エリアで今回のイベントが開催されたのです。
「ん? この日記、なにかJULAと関係あるの? WEB店長の個人的な話?」
と思われた方。説明が遅れて失礼しました。
童謡詩人金子みすゞの故郷・山口県で、シンガーソングライターとして活動しておられるちひろさんが、このイベントの中でコンサートをされる、というお知らせが届いたのは、先週のはじめ。
コンスタントにコンサート活動をされているとはいえ、山口と東京ではなかなかうかがえずにいたのですが、こんな機会!! ということで、みすゞのお嬢さん・ふさえさん、JULA大村のお供をして、見に行かせていただいたのです。
本堂の前に組まれた屋外ステージで…というものの、天気予報は雨(!!)。
本降りになりませんように、と本当に心配しましたが、「みすゞ晴れ」という言葉のパワーか、「晴れる」とまではいかなかったものの、「小雨交じりの曇り」くらいで、どうにかもってくれました。ほっ。
ちひろさんの歌は、「みすゞコスモス交流会」で数曲、とかいう形で聴いたことはあったのですが、ご本人がステージとしてまとめられたものを拝見するのは初めて。
山口でも、浄土真宗系のお寺でのコンサートを数多くされているとあって、みすゞの詩と仏教的まなざしをうまくからめたお話と歌、朗読でつづられた内容でした(もちろん、築地本願寺というロケーションも手伝ってのこととは思いますが)。私は、仏教を信仰しているわけではないですし、知識もさほどありませんが、仏教的な考え方みたいなものが、あまり抵抗感なくすんなり入ってくるコンサートでした。
コンサートの締めくくりは、「私と小鳥と鈴と」。サビの部分を、観客も一緒になって手話を交えて歌いました。
これは、交流会でも毎回恒例になっているので、私もすっかり覚えていて、率先してやっておりました(お調子者)。
みすゞの詩に感銘を受けて、それぞれのスタイルで表現しようとしている方が、実は日本全国にすごくたくさんおられます。私自身が東京近郊で見聞きできるチャンスすら、なかなかありませんが、少しずつでもできるだけご紹介していこう、と思いを新たにしました。
ちひろさんのオフィシャルサイトはこちら→ちひろさうんど
2008.05.19 「見せます展」が終了しました。
毎回のことながら。
ドタバタと設営をして、1週間足らずで嵐のように過ぎ去った「JULAの本ぜんぶ見せます展」。
昨年同様、創立25周年ということで、壁面全体を年譜に見立て、その年の出版物の表紙を展示していったわけですが、本当に十人十色な顔をもった本たちが並んでいて、手前味噌ですがおもしろかったです。
最終日(17日)には、恒例のLunaLunaライブ。
今年は、金子みすゞと村山籌子に加えて、プータンを読んでもらい、語りに合わせてしかけを動かしていく、という試みをしてみました(恥ずかしながら、私めがしかけ動かし係をやっておりました)。
さらに、今後もどこかで歌ってほしいプータンのテーマソングまで出現!!
登場人物それぞれの声色で、表情豊かに言葉を発してくれるのは、女優さんならではのプロの技、といったところでした。
でも、プータンのしかけが、単に本にくっついてるおもちゃではなく、物語を自分で展開させていくきっかけづくりをしてくれている、ということが、少しでも伝わったらいいな、と思いました。
小野山さん、磯村さん、ありがとうございました。
本物が見られるのは、「見せます展」の醍醐味ですが、ホームページは言うなれば「365日見せます展状態」。
おもしろそうな本を見つけたら、ぜひ覗いてみてくださいね。コメントには、感想だけでなく「どんな本なの?」とかご質問も遠慮なくお書きください。
2008.05.12 「見せます展」スタートしました!
こんにちは。
本日より、「JULAの本ぜんぶ見せます展」がスタートしました。
昨秋、創立25周年を迎えたJULA出版局。その歩みを、出版物で振り返る展示会です。
特に今年は、プータン・シリーズ発売25周年の年でもありますので、会場全体をプータンがナビゲートするような印象になっています。
また、教文館ナルニア国、こども冨貴堂をまわってきた「マビノギオンの世界」のパネルも、部分的にではありますが、展示しています。
そして、もちろん童謡詩人金子みすゞのコーナーも充実。
あ、展示しているだけじゃなくて、本はお求めいただけます。
小さいお子さんから年長の方まで幅広く、何かしら興味をもっていただけるのではないかと思います。
ぜひ、遊びに来てくださいね。
そうそう、最終日の17日はLunaLunaによる、歌と朗読のミニライブ。恒例となった、「金子みすゞと村山籌子」にプータンの読み聞かせまで加わった、楽しいひとときになりそうです。
すべて入場無料ですので、お気軽に覗いてみてください。
2008.05.07 『マビノギオン』着々と浸透?!
4月は、喫茶店メイフィールドでの講座や、こども冨貴堂でのパネル展など、『マビノギオン』にかかわるイベント情報をご案内することがたびたびありました。
このあとも9月に九州、来年2月に大阪で展示や講演会が企画されていますし、メイフィールドでの講座は6月に第2回が予定されています。訳者・中野節子先生は引っ張りだこです。
そんななか、今月もこのような催しでお話をされることになりました。
日本カムライグ学会第7回例会
日時:2008年5月17日(土) 13:00→17:00
場所:大東文化大学 大東文化会館K-0401教室
プログラム:
第1部 個別報告
「カムライグ語の母音の記述」 小池剛史氏
「R.S.トマス:Iago Prytherchのランドスケイプ」 永田喜文氏
第2部 個別報告および講演
「『マビノギオン』の翻訳者シャーロット・ゲスト」 吉賀憲夫氏
講演「マビノギの魅力」中野節子氏
☆あくまで学会の定例会ですので、ご興味のある方、ご参加希望の方は、日本カムライグ学会までお問い合わせください。
カムライグ? 私も一瞬わかりませんでした。
カムリ=ウェールズ。そう、カムライグとはウェールズ語のことです。
ウェールズ語の研究に熱心に取り組んでいらっしゃる方にとって、『マビノギオン』は大切な作品。「言語」という観点からこの物語集を考えるというのも、とても興味深いことと思えます。
静かに、でも着々と浸透し、ファンを増やしつつある『マビノギオン』。
今後もできるだけ、いろいろな催しをご紹介させていただければと思っております。
あ、そうそう。
「JULAの本ぜんぶ見せます展」でも、ウェールズの写真を展示しますよ。
2008.04.15 メイフィールドに行ってきました。
どうも日記の更新が1か月ごとくらいになってしまっています。
もっと頑張らねば。
さてさて。
去る4月11日は、JULAにとって大切な日であります。
童謡詩人金子みすゞの誕生日、生きていたら(!!)105歳です。
この日、うれしいニュースも届きました。
3年前、音楽劇「金子みすゞ 最期の写真館」でみすゞを演じて以来、ユニットLunaLuna(ルナルナ)を結成、みすゞを歌い続けている、女優・小野山千鶴さんに男の子が誕生。なんて運命的!!
LunaLunaには、来月の「JULAの本ぜんぶ見せます展」で歌と朗読のミニライブをしていただきます。
もちろん出産後初ライブ!!
私自身は、午後自由が丘の英国風ティールーム・メイフィールドで催された教養講座「中世ウェールズ幻想物語集─マビノギオン」にお邪魔してきました。
お店のキャパシティいっぱいにお見えになった受講者がテーブルを囲み、その一角にお座りになった中野節子先生が開口一番。
「この空間は、まさにサロンですね」
英国文学を育んだ19世紀のサロンさながらの雰囲気の中、お話がスタートしました。
まだ知り得ぬマビノギオンという物語に、皆さん興味津々。
壮大な物語ですので、とても一度で語り尽くせるわけではなく、今後も継続して講座が開かれることとなりました。ちなみに次回は6月になるようです。
お話の後は、ティータイム。店主の谷容子さんお手製のウェールズの伝統菓子バラブリスとウェルシュ・ケイク(美味!!)をいただきました。
(私事ながら、このお店自宅から歩いていけるので…なにもなくてもまた来よう♪と思いました)
2008.03.10 金子みすゞの命日です。
3月10日。
1930年のこの日、童謡詩人金子みすゞは、26歳の若さでこの世を去りました。
ご親族の間でだけ、静かに記憶されていた命日。
しかし、みすゞの作品が甦ってからは、故郷・山口県長門市の方々によって、毎年、菩提寺・遍照寺(長門市仙崎)で法要が執り行われるようになりました。25年経った今も継続されています。
さらに、みすゞを愛する人が全国に広がったことで、命日の直前の土日に、「みすゞコスモス交流会」として、全国のみすゞファンが地元に集結。お互いの交流を深めたり、トークイベントに参加したりしています。
この週末、JULAは社員みんなで、この「みすゞコスモス交流会」に参加してきました。
今年は、金子みすゞ生誕100年からちょうど5年…ということは、金子みすゞ記念館オープンからもまもなく5年、という節目の年なのです。
仙崎の風にふれ、みなさんと交流し、みすゞの愛娘・上村ふさえさんのお話に感動し…意義深い2日間でした。
もちろん、美味しい仙崎の海の幸も満喫しましたよ(^o^)v
50余年埋もれていた作品を全集として出版し、「著作権切れてるからいいじゃない」と作品が乱暴に扱われることのないように守るお手伝いをしてきたJULA。これからも、単なる出版社ということでなく、みすゞの甦りにかかわった仲間として、皆さんとおつきあいしていきたいなぁ、と思いを新たにしたのでありました。
(写真は懇親会であいさつするふさえさん。右隣は矢崎先生です)
2008.03.05 え、もう3月?!
…というわけで。
店長日記を再スタートしても、またさぼってしまうダメなWEB店長です。
先週一週間は、関西の書店に営業に出かけておりました。
記念出版もしておりますように、今年はなんといっても「プータン・シリーズ」発売25周年。店頭でドーンとご紹介していただかなければ、と皆してがんばっているところです。
ベテランの児童書担当の方ともなると、私なんかよりよほどお詳しくて、いろいろ思い出など聞かせていただくことができました。そんなリアルな現場の声、おいおいご紹介していきますね。
また、読者の皆さまで、「小さい頃プータン読んだ! なつかしい!」なんて声がありましたら、どうぞお寄せくださいね。というか、近いうちに募集します、きっと。
P.S.
先日、久々に会った友人に「よっ、WEB店長」と言われてしまいました。う、恥ずかしい。
そして、名に恥じぬよう精進せねば。
2008.01.24 みすゞ展がはじまりました!
本日より、大野城まどかぴあにて「童謡詩人金子みすゞの世界と絵本原画展」がはじまりました。
ご案内はアップしたものの、「なんだかイメージわかないだろうなぁ」と思っておりましたら、昨日まで現地入りしていたJULA編集長が、会場の様子を写真に収めてきてくれました。
『ほしとたんぽぽ』『ふうちゃんの詩』の原画展と、みすゞの生涯をたどる展示は、見応え十分です。
お近くの方、ぜひ足をお運びください。
『ほしとたんぽぽ』原画展。抒情的な世界をお楽しみいただけます |
みすゞの生涯の展示では、形見となった着物(実物)も! |
2008.01.16 お待たせしてしまいました。
とっても、とってもご無沙汰してしまいました。
「ホームページをリニューアルします!」と予告してから、はや何カ月たつでしょう…もたもたしている間に、2008年に入ってしまいました。
ホームページどころか、JULAの事務所自体も、引っ越ししたりしておりました。
でも、とにかく、本当にリニューアルオープンです。
(一応、前のサイトも1月中は機能していますが)
このたびのリニューアルの大きな目的は、「読者の皆さまと会話ができる」こと。
可能な限りすべてのページに皆さまからのコメントやトラックバックがつけられる形式になりました。
本の感想、著者や出版社への質問、また読者の方どうしの情報交換などが自由にできる場になればと思っています。
本日、やっと新刊情報もアップしました。
私自身がまだ、リニューアルした形式に不慣れで、行き届かぬ点もあるかと存じますが、今後とも、どうぞよろしくお願い申しあげます。
WEB店長 北尾
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