金子みすゞの作品および写真のご使用について

1982年に見つかった3冊の遺稿童謡集を『金子みすゞ全集』として出版したのは、
みすゞの詩のすばらしさをたくさんの人に伝えたいからにほかなりません。
遺稿集が見つかった時点で、みすゞの作品の8割以上は生前未発表であり、
『金子みすゞ全集』によって、はじめて世に送り出されたものです。

作品が正しく世に伝わるように、
みすゞの遺族、みすゞ甦りの功労者である矢崎節夫、JULA出版局は、
1984年の『金子みすゞ全集』刊行直後、「金子みすゞ著作保存会」を設立し、
以下のような活動をしております。

お問い合わせ

資料の保存と管理

遺稿童謡集、写真原版など、金子みすゞに関する資料は、
遺族との相談のうえすべてお預かりして、保存・管理をしています。

作品使用お問い合わせへの対応

作品の使用に際して、自由に形を変えたり、
みすゞの作品であるとわからないような使い方をされないようお願いをしています。

写真使用お問い合わせへの対応

20歳の肖像写真については使用目的などをうかがい、
問題ない場合、データのお貸出しをおこなっております。
(それ以外の資料につきましては、原則としてお貸出ししておりません)

書籍『童謡詩人金子みすゞの生涯』について

遺稿が見つかるまでまったく知られていなかった金子みすゞについて、
綿密な取材をし生みだされた『童謡詩人金子みすゞの生涯』は矢崎節夫の著作であり、
著作権があります。
みすゞの人物紹介については、お問い合わせください。

これまで他出版社をはじめとして、
多くの団体また個人の方々が、この特殊な状況をご理解くださり、ご協力をしてくださっています。
みすゞの作品ご使用については、ご連絡くださいますようお願いいたします。

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