講談師・神田京子さんは、2020年の山口県移住を機に、童謡詩人金子みすゞの新作講談に取り組んできました。移住直後におとずれたコロナ禍でなかなか思うようにはいかない日々に、みすゞの詩と生き方が力を与えてくれたそうです。
同時期に京子さんが精力的に読んでこられたのが、現在の1万円札の顔・渋沢栄一です。芸歴25周年を記念したファイナル独演会は、渋沢のお膝元・東京都北区で。京子さんの柱となっているふたりの人物伝を、たっぷり語ります。

［神田京子さんコメント］
講談で世の中を良くしたい～!!世の中が良い方に向いていくことを願い、あの手この手で手法を変えつつ物語を紡ぎ出し、張り扇を叩き続け、下を耕し続けてきたのが講談の歴史。
さて、北区と京子との縁は前座時代の終わり頃。ご贔屓さまとの小さな交流を経て、それ以来講談で毎年お声がけ頂き、かれこれ20年以上のお付き合いとなっています。ある日北区ゆかりの偉人「渋沢栄一」を講談に…という機会を頂き、初めは「誰？」と思いましたが、勉強するうちに「こんなすごい方がいたのね」と、その魅力に取り憑かれました。
今回は「慈悲」というテーマで、北区から誕生した「渋沢栄一伝」と、同じ時代を生きた詩人「金子みすゞ伝」をお届けします。分野は違えど二人の共通点は「見えぬところへ思いを馳せる」、また「慈しみの心」。未来が明るくなりますように…願いを込めて！
ワクワクする時間をぜひご一緒に！！

出演：神田京子　他
主催：神田京子大独演会 in 東京実行委員会
制作：株式会社オフィスまめかな
後援：東京都北区／東京商工会議所北支部／東京北区観光協会／神田京子後援会Kyoko oh ! Dango Club／最強のKyoko’s 応援団
協力：公益財団法人渋沢栄一記念財団／金子みすゞ記念館／金子みすゞ顕彰会／金子みすゞ著作保存会／JULA出版局
演出　フルタジュン

プレイガイド：チケットぴあ https://t.pia.jp/　Pコード 534-246
問合先：オフィスまめかな
TEL.03-5447-2215（平日10時～18時）　MAIL. ticket_info@mamekana.co.jp