作品を読んで考えるイギリス児童文学講座3 根をおろすファンタジー

児童文学が、イギリスでどのようにして生まれ、育ち、みごとな花を咲かせることになったのか。ファンタジーを軸に謎に迫る文学講座の第3弾。ヴィクトリア朝後期のモルズワース夫人から、ネズビット、グレアム、バリ、バーネットの活躍する20世紀初頭まで。

書籍情報

著:中野節子・水井雅子・吉井紀子
定価:2,200円(本体2,000円+税)
発売日:2011年05月25日
判型:四六判
商品形態:上製本・カバー掛
ページ数:252
ISBN:9784882842255

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著者紹介

中野節子●なかの・せつこ
1941年、東京都生まれ。東京学芸大学学芸部英語科卒業。東京学芸大学大学院修士課程英語教育学専攻修了。大妻女子大学短期大学名誉教授。イギリス児童文学、ウェールズ物語文学を専攻領域とする。著書に、「イギリス女流児童文学作家の系譜1~5」(共著/透土社)、訳書に『マビノギオン 中世ウェールズ幻想物語集』『物語の紡ぎ手 アリソン・アトリーの生涯』(JULA出版局)、『ファージョン自伝』(監訳/西村書店)、『アーサー王物語日誌』(東洋書林)がある。

水井雅子●みずい・まさこ
1948年、茨城県生まれ。成蹊大学文学部卒業。成蹊大学大学院修士課程英米文学専攻修了。金沢学院大学基礎教育機構・金沢学院大学文学部大学院教授。イギリス児童文学(とくにファンタジーの分野)を専攻領域とする。著書に「イギリス女流児童文学作家の系譜1~5」(共著/透土社)、『J.R.R.トールキン』(現代英米児童文学評伝叢書7/KTC中央出版)がある。

吉井紀子●よしい・のりこ
1942年、神奈川県生まれ。和洋女子大学文家政学部英文学科卒業。東洋大学大学院修士課程文学専攻修了。和洋女子大学、大妻女子大学、日本大学非常勤講師を務める。イギリス児童文学を専攻領域とする。著書に「イギリス女流児童文学作家の系譜1~5」(共著/透土社)がある。