金子みすゞ| 2023.08.28

〈みんなちがって、みんないい。〉を映画で表現――「フライガール」

こんにちは、JULA(ジュラ)出版局です。

9月22日から公開される映画「フライガール」をご紹介します。

「金子みすゞさんの〈みんなちがって、みんないい。〉という言葉に救われました。この思いを表現したくて映画をつくりました」
3か月ほど前、JULAにお電話をくださったのが、福嶋賢治(ふくしまけんじ)さん。映画「フライガール」は福嶋さんの監督・脚本・編集による、長編映画第1作です。
映画の宣伝にあたり、みすゞの肖像写真や作品ご使用についてご協力させていただきました。

まわりと「ちがう」ことが心にひっかかっている主人公が、揚げ物のスタンプラリーに参加し、自分とは「ちがう」意味で「ちがう」人たちに出会っていく物語。わだかまりを置き去りにせず、「なぜ」「どうして」と考える主人公には、金子みすゞに似たまなざしも感じます。

〈みんなちがって、みんないい。〉は、多様性を端的に表現するフレーズとして、いろいろな場面で使われることが増えました。でも、使っている人たちが本当に「ちがう」ことに向き合いよりそっているだろうか…と思ってしまうことも同じだけ増えている気もします。そんななか、映画「フライガール」は、何かを強く結論づけるのではなく、登場人物たちの「ちがう」によりそう作品だと感じました。

金子みすゞ生誕120年に直接かかわるわけではないけれど、今年ご縁を得た作品。たくさんの方に見ていただけるといいなと思い、応援しています。

映画「フライガール」公式webサイト
https://www.flyfrygirl.com
シモキタ・エキマエ・シネマ「K2」(9/22~10/5上映館)
https://k2-cinema.com