おやこでよもう!金子みすゞ ひとりで あしぶみ していたら
おとなとこどもが一緒に楽しめる金子みすゞ絵本シリーズ完結巻。きくちちきが、「こだまでしょうか」「あしぶみ」など10編の詩を春らしい色彩で生き生きと描きます。上戸彩は、三世代で詩を読むことで気づいた、みすゞのあらたな魅力を語っています。
書籍情報
詩:金子みすゞ 絵:きくちちき
ナビゲーター:上戸彩 監修:矢崎節夫
定価:1,320円(本体1,200円+税)
発売日:2023年03月
判型:173×173mm
商品形態:上製本・カバー掛
ページ数:24
ISBN:9784577051221 *発売:フレーベル館
著者紹介
金子みすゞ●かねこ・みすず
本名金子テル。1903(明治36)年、山口県大津郡仙崎村(現在の長門市)に生まれる。大正末期から昭和初期にかけ、すぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の中の巨星」とまで称賛されながら、1930(昭和5)年、26歳の若さで世を去った。没後その作品は埋もれ、「幻の童謡詩人」と語りつがれるばかりとなったが、童謡詩人・矢崎節夫の長年の努力により512編の詩を収めた遺稿集が見つかり、没後50余年を経て『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として出版された。2003(平成15)年には、故郷に長門市立金子みすゞ記念館がオープン。その作品の魅力は、いま世界にひろがりつつある。
きくちちき●
1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。絵本作品に、『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『でんしゃ くるかな』(福音館書店)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『パパのぼり』『パパおふろ』(文溪堂)、『さくらのふね』(小峰書店)、『おひさま わらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。
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